BTOとは、Build to Orderの略で日本語で言えば受注生産を表わし、CPUやマザーボード、グラフィックカードなどを指定すれば組み立てが行われて出荷されます。
これが元々のBTOの概念でしたが、昨今ではゲームソフトの推奨スペックを満たしたモデルが既に用意されており、既存の大手メーカーのPCには無いオリジナルモデルもBTOと呼ばれることがあります。
その中でも特定のゲームソフトが快適に動作するスペックを満たしたものをゲーミングPCと呼ばれ、多くのゲーマーが愛用しています。
ゲーミングPCでは高速処理を実現するマルチコア、マルチスレッドのCPUはもちろんのこと、データの読み書きを飛躍的に高速化するSSDの完備は必須です。
ここで運命を分けるのがグラフィックカードで、快適な動作の前に選択を間違えば起動すらできないケースも稀にあります。
グラフィックカードはNVIDIAとATIの2強の激しい覇権争いが続いており、ゲームソフトメーカーはいずれかのグラフィックカードメーカーと提携してそれぞれのアーキテクチャを使用して美麗なグラフィックを作り上げます。